洋裁手順あれこれ

カットソーの作り方(別布の襟ぐり仕上げ)

初心者さんにも易しいカットソーの作り方をご紹介します。

既製品を見てみると、全部ロックミシンで縫製されて
いて一見簡単そうに見えるカットソーですが、 いざ
自分で同じように作ってみると、ぶっつけ本番のロック
ミシンではカーブ部分で縫い目が曲がってしまったり、
生地が伸びてしまったり、襟ぐり部分がヨレヨレ浮いて
しまったりと、そう簡単にはいきません。。。

そこで、今回はミシンとロックミシンを両方使い、家庭
で失敗少なくきれいに仕上げる方法をご紹介していきます。

今回は、縫い代1㎝(裾、袖口は2㎝)として解説。

(個人的な方法のため、仕上がりを保証するものではない
ことをご了承ください)

① まずニット生地を裁断します。
  この時のポイントは、次の2つ。
 ※予め1㎝の縫い代が付いている型紙を使う。

 ※裁ちばさみではなく、ローラーカッターを使って
  裁断する。ローラーカッターは、小回りが利く
  小さいものが便利。

   CS作り方1

② 別布の襟ぐり布を作る。
  

<2つの長さを測り、計算する>


カットソーの作り方

カットソーの作り方

A:襟ぐりの出来上がり線

B:出来上がり線より1㎝内側の線

 ⇓

【計算】

◆前Bー前A と後B-後A
◆前Bx0.95 後Bx0.95
 
(ただし、布のテンション(伸び具合)により微調整要

【例】

A:13.8㎝ 前B:15㎝ ⇒AB差 15-13.8=1.2㎝

A:10㎝ 後B:11.2㎝ ⇒AB差 11.2-101.2㎝


ニットの襟ぐりは細長く伸びやすいため、実寸の
0.9~0.95倍程度にする。

但し、これは素材により前後するため、必ず試し
縫いしてください


◆Bの長さを095倍にする

B: 15x0.95  =14.3㎝

B: 11.2x09510.6cm

以降、②の小項目を白抜き数字の順に解説

   ❶ 前後それぞれ襟ぐり用の長方形の布を作る。
     布をにして、縫い代を全周に1㎝取り、
     中心にノッチを入れておく

カットソーの作り方

縫い代付きで、
前は30.6(14.3x2+2)4(2+2)
後は23.2(10.6x2+2)4(2+2)の布を用意。 

   ❷ 前後それぞれ横に半分に折る

   ❸ ②の端をAB差ずつカットする

     例の場合、前後とも1.2cmの差なので、
     両端を1.2㎝カット

カットソーの作り方

   ❹ 前後の布を広げ、中表で合わせて、両端を
     ミシンで縫う。余分な縫い代は切り落とす

カットソーの作り方

カットソーの作り方


    ❺ 再度、外表で半分に折ってアイロンで押さえておく

カットソーの作り方

③ 後の肩(ミシン目が通る場所)に伸び止めテープ
  または、ニット用の接着芯を貼る

CS作り方6

④ 前後の肩をミシンで縫う。
  その後、ロックミシンで縫い代を2枚合わせて
  ロックし、後見頃側へアイロンで倒す。

CS作り方7

⑤ ②で作った襟ぐりを肩の縫い目、前後中心のノッチ
  を合わせながらピンで留めミシンで
  ぐるっと1周縫う。 (実線より1~2㎜外(縫い代)側
  を縫う)縫い代にロックをかけ、縫い代を見頃側へ
  アイロンで倒す

⑥ 袖を付ける

  見頃を表を上にして前後に開く。 
  その上に袖を裏を上にして置き、見頃と袖の縫い代
  を合わせて、ミシンで縫う。
  この時ミシン目に対して常に布が垂直になるよう
  向きを整えながら少しずつ縫う。 
  左右同様に付ける。

  縫い代にロックをかけ、縫い代を袖側へアイロンで
  倒す。(ポケット等を付ける場合は、この時点で付ける)
  

CS作り方8

CS作り方9

⑦ 脇から袖まで一気に縫う。左右同様。
  縫い代にロックをかけ、後見頃側へアイロンで倒す。

CS作り方10

⑧ 裾、袖口の端にロックミシンをかけ、2㎝折りあげて
  アイロン。
  ピンで留めて、表からステッチをかけ縫い代を押さえる。

  完成!!

ちなみに、リブ地は伸びやすいので初心者さんは、
スムース地から始めるのがお勧めです。

ポケットについている、シルバーの金具は小カシメ
というパーツです。これを付けると、ぐっとおしゃれ度
が上がります♪

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